昨日からの、勝手にシリーズ化、さなりぃの中の、偉大な人。
今日は、(今日までです。)米原万里さん。(あ、そっち系とかではなく。)
作家さんで、ロシア語の通訳の第一人者、だった方です。
惜しくも悲しくも、50代半ばの若さでご逝去されました。
もう、10年にもなるんですね。。。
何年ぶりかに、著書を読み直してみました。
日本語が、美しくて、とっても読みやすい。
初めて読んだときも、同じ印象でした。
テンポがよくて、それぞれの場面がどんどん浮かびます。
言葉を極めると、この境地に至るのでしょうね。
主婦業だけをしていた時期、おもしろそうだったので、仏語の翻訳の勉強をしたことがあります。
生業にしようなどどいう恐れ多い考えは毛頭なく、(その前に、無理すぎます。)
趣味の範囲で、です。
流れも見ながら、個々の文、個々の単語を表現すべく、幾多ある日本の言葉の中から選び出します。
ある言語をほかの言語に移す、、、とても興味深かったです。
歴史も文化も考え方も環境も食べるものも違うし、コトバの構造も違うし。
ましてや一瞬の躊躇も許されない国際会議の同時通訳なんぞ、まさに、神業です。
何も極めていないなー、と、思います。
本、もう何冊か読んで、何か見えればいいな、と思っています。
2016-02-16